ごあいさつ

第7回日本在宅看護学会学術集会開催にあたって
「在宅看護の原点、そしてさらなる挑戦
           ~実践・研究・教育の場からの発信~」

「住み慣れた地域で、たとえ歳をとっても病気になっても安心して暮らし続けたい」、多くの日本人が持つ願いを実現させるためには、保健・医療・福祉分野で活躍する看護職の存在が、ますます重要になってきています。

山梨県は、昭和57年に全国に先駆けて訪問看護の制度化を実現させました。人びとのニーズに対応するために、今後の社会の動きを見定めながら県が看護協会と協働して新たに創りあげた仕組みです。その後、社会制度の変革に沿いながら、地域の特性を活かした在宅看護の充実を図って参りました。山梨の強みは、行政と看護協会そして教育機関が絶えず課題を共有し、解決に向けた取り組みが実現できているところにあります。そんな山梨で、第7回日本在宅看護学会学術集会が開催できることを大変嬉しく思っております。

テーマは「在宅看護の原点、そしてさらなる挑戦」と致しました。いち早く訪問看護の制度化を手がけた山梨だからこそ、「在宅看護の原点」を改めて確認しつつ、変動していく社会の中で地域包括ケアを推進し、人びとがよりよく生きることを手助けする看護職の「さらなる挑戦」を、ご参加いただいた仲間の皆様と大いに語り合いたいと思っております。これからの看護職の活動は、「人びとがよりよく生きる」ことをめざして、形ではなく人びとのニーズに即して、他と繋がりながら社会の仕組みを重ね合わせ創りあげていくところにあると考えます。

本学会の特徴は、実践者、研究者、教育者がともに「在宅看護」について熱く語り合えるところにあると考えます。本学術集会では、「在宅看護」を実践・研究・教育の様々な立場から発信していただき、そこでの意見交換を通して、「在宅看護の知の体系化」を推し進めていきたいと考えます。今後、地域の中で看護の力をさらに発揮していくために、仲間たちと創りあげていく学術集会を目指しています。

11月の山梨は、美しい富士山のもと周囲の紅葉がはじまります。また、ぶどう、ワイン、温泉なども楽しんでいただき、心のエネルギーも充電していただければ幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


2017年2月
 第7回日本在宅看護学会 学術集会長 佐藤悦子(山梨県立大学)


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会期:2017年11月25日・26日


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